先に、「日本専門医制審議会」が、日本専門医認定制機構、日本医学会、日本医師会によりつくられ、専門医制度のあり方について新しく検討を始めたことが報じられました(日経2006.8.26)。専門医を認定する第三者機関の創設を目指して、現行制度の改革の案を、来春にもまとめるとのことです。
 座長の高久史麿日本医学会会長によれば、現在各学会で行なっている専門医の認定制度との関係をどうするか等問題は多いが、今回の医療法の改正で義務付けられた医療機関からの情報提供、すなわち患者が的確に医療機関を選択するための情報として専門医が用いられるのであれは、第三者による認定が必要になるであろうということでした。
 この審議会は、初回が開かれたのみですが、審議の動向は、薬剤師の認定およびその第三者認証と密接な関連を持つと思われます。
 薬剤師にとっては、本ホームページのコラムでご紹介しましたように、生涯学習の質が問われる時代となるのは明らかと考えます。専門薬剤師についても同様の認識が必要と思われます。
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