■ 理事長挨拶 ■

    平成16年の通常国会で成立した薬剤師教育年限の延長に関する「薬剤師法」および「学校教育法」の改正は、「安心、安全な医療の担い手にふさわしい質の高い薬剤師を養成する」ことを最終目的としています。法改正は薬剤師の長年の念願が成就したものではありますが、これは薬剤師にとってはまさに出発点であり、法改正の目的を具体的に達成し、薬剤師業務に対する人々の信頼を得るためには、すべての薬剤師についてこれまでにも増して生涯研修の充実拡大が必要とされます。
 生涯研修に当たっては、単に与えられた学習機会に参加するだけではなく、継続的に専門性を向上させるcontinuing professional development(CPD)、すなわち自らの知識レベルを正しく自己診断して研修計画を立て、それを実行してその効果を評価し次の研修計画に反映させる、というサイクルを実行する必要があります。その受け皿として、責任を持って質の高い生涯研修を提供し、成果の記録認定を実施する機関(生涯研修プロバイダー)の全国的な整備が急務となります。 そして、今後薬剤師関連の多くの組織・団体の中から、各種の優れた研修認定制度が生まれることが期待されます。
 本認証機構は、研修認定制度実施母体からの申請に基づき、提出された資料等をもとに、制度の目的、計画、内容、運営基盤等を評価し、基準に適合する場合にはそれを認証して結果を公表することにより、それらの適正健全な発展を支援したいと考えています。
 薬剤師のCompetence(能力・適性)の向上を通じて、わが国における医療の質の向上と保健・福祉の充実に役立つことができるように、本認証機構の目指すところをご理解の上、社会から求められ認められる各種認定制度の拡充にご協力いただきたくお願い申し上げます。

平成19年1月10日
理事長 内山 充 
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